こんな声が多い、助産師が仕事を辞めたい理由

せっかく国家試験をパスして手に入れた助産師という職を辞めるとき、自分の出産や家族の介護などやむを得ない理由があるケースのほか、仕事や職場に対する何らかの不満が理由、というケースもたくさん見られます。

助産師の仕事に興味があっても、事情から資格を得られない方や、スタッフを求める病院側からすれば、せっかくの資格を持ちながら退職してしまうのはもったいないことです。

助産師に退職を考えさせる大きな理由の一つは「人間関係」です。昼も夜もないお産のサポートに当たることで蓄積したストレスや疲労は、家庭での時間や休日に解消せざるを得ません。そんななかで十分に家族とのコミュニケーションが取れなくなったり、精神的な余裕がなくなってしまうことはよくあります。

仕事だけでなくプライベートも充実させるためには、病院側での助産師のシフト、勤務体系への配慮が不可欠であり、改善が必要と感じれば、現場スタッフが要望を上げるべきでしょう。

しかしこのような改善・申告は、上司との信頼関係なしには難しく「自分からは言えない」という助産師も少なくありません。「マイナス評価になってしまうのでは」というキャリアへの影響の危惧もあるでしょう。

「自分がやりたい仕事内容と違う」という不満も、助産師に退職を考えさせる理由となっています。 「妊婦さんと十分にコミュニケーションをとり、一つの命にとって一度きりのお産を素晴らしいものにしてあげたい」という思いで助産師になったのに、病院の体制によってはこれが叶わないことがあるのです。

大きな病院ほど取り上げる出産は多く、限られたベッド数・スタッフ数で妊婦を受け入れていくためには、ゆったり対応している時間がありません。やらねばならない最低限のことをやる、といった作業になりがちです。

助産院と違い、病院で赤ちゃんを取り上げるのは産科医の仕事なので、業務が産前・産後のサポートに限られることになり、「もっと積極的に出産に関わりたい」ともどかしく感じる方もいます。こういった思いを持つのは、なかでも助産師への志が高い方であり、職場環境の影響で仕事を辞めることになってしまうのは、大変残念なことです。

ただ辞めてしまうのではなく、転職を考えてみてはいかがでしょう。例えば、転職先として助産院を探してみれば、扱うお産の数がぐっと減り、産前~産後までより時間をかけて、妊婦さんとのコミュニケーションをとることが可能かもしれません。

助産師の知識やスキルを生かしたまま、今度は病気や怪我の治療をサポートする看護師職にやりがいを求める方もいます。転職専門の支援サイトを見ると、いろいろな可能性を見出すことができます。下記サイトが参考になりますよ。

ページの先頭へ