助産師が復職することで得られるものとは

スキルを有した多くの人手が必要な医療現場は、常にスタッフを必要としています。なかでも産科医不足の背景から、幅広い業務での活躍が期待される存在が「助産師」です。助産師の国家資格を持った方のうち、どれぐらいが実際に就業しているのかを見てみると、実は50%程度。2人に1人は、助産師の資格を眠らせたままの「潜在助産師」となっているのです。

スタッフを求める産科は多いわけですから、これはもったいないことですよね。しかし、すぐには「じゃあ復職しよう」と決断できない背景が、そこに存在しています。

助産師退職のタイミングの多くは、自身の「出産」「育児」です。子育てと「いつ生まれるかわからないお産の介助」という仕事を両立していくには、相当の決意や周囲の支えが必要です。そのため「復職は無理かも」と二の足を踏む潜在助産師が少なくありません。

そこで、復職を果たした助産師は何をきっかけに仕事を再開したのかを確認してみましょう。声として多いのは「助産師としての誇りや志」です。年月をかけて勉強や実習を重ね、国家試験に合格してようやく得られた助産師の仕事。そこには、「生命の誕生に立ち会いたい」「感動のお手伝いをしたい」という強い気持ちがあったことでしょう。

やりがいの分だけ責任は重く、ケースバイケースのお産を日々の業務として扱うのは大変なことです。しかしながら、無事業務を終えた達成感や充実感もかけがえのないものとなります。いったん助産師の仕事を離れても、心の中のその手応えは失われることなく、「可能であれば復職をしたい」という気持ちが膨らんでくるのです。

妊娠・出産の経験は、必ず助産師の仕事に役立ってきます。近年妊婦からの関心が高まっているマタニティのためのヨガやマッサージなど、自身が実践してみたことで、より的確で説得力ある指導をすることができることでしょう。

妊婦自身が出産方法を選ぶ機会が増え、復職の際にそういった出産法を取り入れている病院を選んだり、助産師自身が開業をするという復職法もありますよ。周囲に子供を預けられる家族がいない場合には、院内保育施設のある復職先を探してみてください。

要項に「ブランク可」と書かれた助産師募集が増え、医療機関側では院内保育施設を充実させたり、復職者のための研修を取り入れるといった復職を促す工夫が見られます。

まずは常勤ではなく、新生児の訪問・相談といった日勤パートから復職する、という選択肢もありますし、夜勤免除が可能かどうか相談してみるのもいいですね。下記で紹介する転職支援サイトなら、復職支援の充実した職場を探しやすくおすすめです。

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