助産師不足の原因について

助産師不足は現在の医療現場において深刻な問題となっています。助産師が不足してしまう原因は、助産師を増加させようという環境が出来ていないためなんですよね。助産師になりたい、助産師を目指している女性はたくさんいるのに、実際助産師になれている人、助産師として働いている人はほんのわずかしかいないのです。

まず不足の原因として、助産師になるための学校が少ないということ。助産師の国家試験の合格率は90%以上と高いのですが、試験を受けるまでに勉強するための機関がきわめて少ないという現状があります。

看護師の資格を有する人は、助産師養成学校で1年間勉強することで、国家試験を受験することができます。養成学校は全国でも数が少なく、定員も限られていることから、勉強したいと思っても学校にいけないという現状もあります。

さらに助産師が不足してしまう、もう一つの大きな要因として、せっかく助産師として働いていたとしても、途中で辞めてしまう人が増えています。辞める原因は、労働条件がきわめて悪いためと言われています。看護師もそうですが、助産師の働く現場も、非常に労働が過酷という現状があります。

夜勤なども多いですし、助産以外の雑務もこなさなければいけません。特に病院の産科に勤務する助産師は、医師が助産しますので、結局は看護師と同じ仕事をすることが大半です。

新しい生命の誕生に携われる、この手で助産することができると希望に満ちて、就職したのにも関わらず、結局は医師や看護師のサポート的な役割になってしまい、自分の存在価値を見いだせなくなる助産師も多いようです。

こういった状況下は仕事に対するモチベーションも下がってしまい、結局は助産師をやめてしまうことになります 助産師不足を解消するためには、まずは教育機関の充実です。そして助産師が働く環境を少しでも改善することで、助産師が仕事をしやすくなるでしょう。さらに高い意欲をもって仕事を続けることができるのではないでしょうか。

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