助産師の資格を活かせる職場

助産師になるには、看護師の資格を取ったうえでさらに助産師の養成学校で学び、国家試験に合格する必要があります。こうして助産師の資格を得て就職先を探す方にとって「助産師が活躍できる場所」を知っておくことは重要です。

また助産師として既に働いている方も、「ほかにも自分のスキルを活かせる職場はないだろうか」と転職を考える機会があると思います。

日本において就業する助産師の数は、平成24年末時点で31,835人。その勤務先を調べてみると、実に86%の助産師が病院・診療所へと勤務しています。詳しくは病院65%、診療所21%、そのほか助産所、助産師養成学校、研究機関となっています。

多くの助産師が働く病院・診療所ですが、その規模や施設の性質により、職場環境、こなす業務や勤務体制は大きく異なります。スキルアップを最優先で考えるならば、大学病院や地域の中核病院へ勤務するのがよいでしょう。

ほかの施設では体験できないような、難しい症状での出産に立ち会う機会が多くあります。 もう少し規模の小さな地域密着型の産院では、正常分娩の扱いが多くなり、集中して分娩を扱うことでスキルを磨くことができます。

注目したいのは、近年設置が増加しつつある「助産師外来」への勤務です。産科医不足を背景に生まれた需要ですが、助産師がより主体的に妊娠~出産までをサポートできるのでやりがいが大きいうえ、産科医との連携で安心して業務に当たることができます。

助産師には医師と同様に開業権があり「産院」を開くことができますが、実際に開業している助産師は全就業助産師数の約3%です。開業率は低いものの、最近は「自分の選んだスタイルで分娩したい」と望む女性が多く、そんな希望を叶えやすい助産院への注目度も高まっています。バラエティ豊かな分娩を扱えそうですね。

地方公務員として国・都道府県・市町村などが運営する公的医療機関で働くことも可能です。行政サービスの一環で産後の定期検診として家庭を訪問し、産後の経過や育児についてアドバイスを行います。独立行政法人化が進みその採用は減少傾向にありますが、公立病院で働く助産師もいます。

就職率では売り手市場であり、需要の高い業種です。年間に1500人程度の方が助産師となりますが、その一方で看護師・助産師の離職率は全体の10%もあり、医療現場では助産師が不足し、求められているのです。

いろいろな職場を体験することにも意味がありますが、自分の希望する条件で、気持ちよく働くことも大切です。数ある助産師の勤務先の中でも、自分にはどの環境が合っているのか、求人情報を比較しながらよく検討してみてください。

そんなときに役に立つのが、転職求人専用サイトです。実際の求人情報を比較してみれば、よりイメージが湧きやすいでしょう。下記の紹介リンクから確認してみてください。

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